研修概要:労務管理についての法的基礎知識と、労働時間管理、ハラスメント、メンタルヘルスのポイントを学ぶ
対象者
・管理職の方、役職を問わずメンバーやスタッフの勤怠を管理を行っている方
・働き方改革関連法の最新の法改正に対応した知識と対応を基礎から習得し、トラブルが起きた時、何をすればよいか/何をしてはいけないかを、適切な判断ができるようになりたい方
研修の狙いと効果
〇労務管理の考え方と法律を理解し、働きやすい職場づくりのために、適時・適切に管理者としてできること及び果たすべき役割を労務管理に反映させることを目的とする。
〇 管理職として労務管理の重要性を理解し、様々なリスクを認識して行動できるようになる。
〇 上記により、自信をもって日常の部下マネジメントにあたることができるようになる。
(労働時間の管理、ハラスメント対策、メンタルヘルス対策など)
〇 働き方改革関連法改正や最新事例な押さえておくべき法律知識と実務のポイントの習得。
研修カリキュラム
研修時間(2時間半~3時間想定)※1 研修内容は、下記をベースに貴社のご要望に応じ、カスタマイズが可能です。
内容 | 概要 |
オリエンテーション | ・本研修の目的(ゴールの共有) ・アイスブレイク |
1.労務管理の基本 | ・労務管理とは ・労働政策の変遷とその背景(コロナ前後) |
2.働き方改革関連法の基本 | ・働き方改革関連法について 労務管理の観点から押さえるポイント ・ハラスメント防止法のポイント ・労働安全衛生法のポイント ・労基法基準法のポイント |
3.ハラスメント | ・ハラスメント対策の重要性の理解 ・ハラスメントの実務上のポイントの理解 ・ハラスメントリスク予防処置の理解 |
4.メンタルヘルス | ・メンバーの特徴・傾向を知る ・職場環境の問題点の把握と改善 ・予兆の把握 ・メンバーへの対応 ~話す・聴く |
5.労働時間管理 | ・押さえるべき労働基準法の項目 (労働時間・休日,時間外労働, 休日労働と振替休日,年次有給休暇) ・サービス残業は組織のリスク ・労務管理上のタイムマネジメント ・残業削減に向けて |
まとめ | ・管理職としての心構え ・質疑応答 |
研修効果:企画者及び参加者の声
企画者の声(人事総務課長)
課題&要望
・働き方改革について全社的に取り組んでいるが、部署によって残業など労務管理が徹底できていない。
・ハンドブックなどを現場の管理職に渡しているが、イマイチ理解が進んでおらず進捗していないのが現状。
・ハラスメントやメンタルヘルスなど労務管理の法的知識を踏まえて実務への意識を高めたい。
研修の効果
難しい印象のある労務管理についての法律知識と実務面のポイントを短時間でとてもわかりやすく研修して頂いた。法律も実務とつなげてわかりやすく体系的に落とし込まれていたので、過去に行った労務管理研修よりも参加者の評価が高く満足している。
参加者の声(一部抜粋)
・法律等で最低限、押さえておかないといけない部分と、職場で実際に起こる問題に対しての実務上の対応方法 (or考え方)について知ることが出来た。実際問題として、かなりデリケートな対応が求められる中での考え方を聞けたことが良かった。
・全体を通して感じたことは、やはり良好な労使関係が何よりも必要であるという点である。
コミュニケーションをとることの大切さを再認識した。
・短い時間の中、集中して労務管理の概要やハラスメント防止法やメンタルヘルス対策、労働時間管理についてよく理解できました。途中で体操を挟んで下さるのもとてもいい気分転換になりました。